犬の病気

犬の病気dog disease

犬の病気

犬も人間と同じ生き物なのでもちろん病気になりますが、人間のように話すことができないため、犬のしぐさなどで判断しなければなりません。普段とは違う行動からすぐに異変に気付くことができればいいですが、気が付かずに病気が進行し手遅れになってしまうこともあります。そうならないためにも、普段から愛犬をよく観察し、「いつも違う様子はないか?」「病気の症状は出ていないか?」など常に体調管理を心がけるようにしましょう。

飼い主として、よくある犬の病気や、病気になったときの症状などを覚えておく必要があります。犬の病気に敏感になり、病気を早期発見してあげることが愛犬の健康を維持するために一番大切なことです。犬の病気に関する基本的な知識は覚えておくようにしましょう。

こんな時は
注意してください!careful

  • いつもより元気がない
  • 尻尾を追いかけ回すなど落ち着きがない
  • 小刻みに震えている
  • いつもより水を多く飲んでいる
  • 少しの動きで息が荒れる

上記のような行動が現れたら病気の疑いがありますので、早めに動物病院で診察を受けることをおすすめします。なかなか気づきにくい時もあるので要注意です。常に愛犬を観察し、普段とは違う行動やしぐさにすぐに気づいてあげられるようにしましょう。

こんな時は注意してください!

犬パルボウイルス感染症

主な感染源は、感染犬の糞便中に含まれるウイルスです。糞便との接触はもちろん、 それと接触のあった人の衣類・手指・靴底なども注意が必要です。また、屋外でも長期間にわたり感染能力を持つことができるウイルスとしても知られています。症状については、急な激しい嘔吐と下痢からはじまることが多い病気です。どの年齢でも感染しますが、とくに離乳から6ヶ月齢までの仔犬は注意が必要です。発症すると急激な脱水を起こし、ひどいときはショック状態で死に至ることもあります。まれに心臓に感染することもあり、仔犬を突然死させることもあります。

犬伝染性気管気管支炎
(ケンネルコフ)

ケンネルは犬、コフとは咳を意味し、コホコホと空咳をするのが特徴です。咳のあとにゲエゲエと泡や粘液を吐き出すことがあります。人で俗にいう風邪のようなものですが、犬から人へはうつりません。 ひどくならなければ、安静にしておけば1~3週間でよくなります。しかしながら、元気や食欲が落ちてきたり経過が長い場合は、お早めに最寄りの動物病院で診てもらうことをおすすめします。

狂犬病

犬・猫・人を含めほとんどの温血動物にうつる非常に致死率の高い病気です。日本では昭和31年以来発生がありませんが、海外ではまだ流行している地域もあります。コウモリやスカンク、アライグマ、キツネなどの野生動物では症状を出さずに ウイルスを排出している場合もあります。日本に輸入される動物の検疫も改善されました。犬を飼い始めたら狂犬病ワクチン(予防注射)を接種して登録する義務があります。

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